2019年01月07日
白プリン「浅間山(前掛山)」にチャレンジ! ~ 爆風で撤退編
浅間調査隊が行く。。。
新春登山シリーズその3です!(今年は多いですね。)
山仲間と浅間山の内輪山「前掛山」登山に出かけてきました。

数日前、湯の丸山や飯縄山から眺めた浅間山は白プリンでしたが、近くで見ると砂糖が多めのガトーショコラでした!(笑)
早朝6時30分に、登山口のある「天狗温泉 浅間山荘」を出発。
雪道に備えて来たのですが、序盤はまったく周囲に雪が無く・・・晩秋の風景そのままで冬を迎えてしまったようです。

早朝なので寒いのですが、通常のこの季節の寒さに比べればかなり暖かいかも。
今回はアールグレイを水筒に淹れてきました、地味な登坂続きでの疲れも一杯の紅茶で癒されます。
快晴だった前日とは違って、ガスと雲の多いスタート。
「牙岩」の見えるあたりまで来て、ようやく青空が少し顔を出しました。

火山館(山小屋)で休憩して、ここでアイゼンを装着。
湯の平まで来ると、目の前に本日の目的「浅間山の上部が現れます。
ずいぶんと遠くに見えるなぁ。。。
湯の平から見上げる「黒斑山」です。
浅間山の外輪山、何度か登っていますが、こうやって見上げるのは初めてです。

湯の平は平坦なコースで楽ちん、、、雪が多ければ、スノーシューでの散策が楽しそうな、景色の良い広いスペースです。
賽の河原分岐を過ぎて、いよいよ浅間山の斜面に入ります。
この頃には青空が広がって、すごく良い景色です。
いままで遠くから眺めていた山体にいよいよ足を踏み入れる時がやってきました♪

で、ものすごい強風でした・・・。
もともと予報で風が強いのは確認していたので覚悟はしていましたが、強い風が一定の間隔で吹き付けてきます。
斜面の下に飛ばされないように、その都度、しゃがみこんで風をやり過ごす・・・その繰り返しで、長い長い斜面を登っていくのです。
ようやく浅間山の立ち入り禁止の看板まで登ってきました。
あこがれの白プリンの上部まで登ってきたのです♪

でも、山の上は、さらに風が強くて・・・寒い!!
下を見下ろすと、Jバンドから鋸岳、蛇骨岳、仙人岳、黒斑山と浅間山本体をとりまく外輪山が綺麗に見えます。

とりあえず、火山シェルターに入って一休み。
冷たい強風で、立っているだけで体中が一気に冷えてしまうのです。
目的地の前掛山の山頂まであと20分くらい、、、目の前に見える山頂を眺めながら、お茶とおやつで準備です。
正面中央の高いところが山頂です。

ものすごく大きな雲が次々と流れていきます。
雲の流れがすごく早いんですよ!
青空が出ると綺麗なんですが、それも一瞬。。。

それでもせっかくここまで登ってきたのだからと、途中まで登り始めたのですが・・・
爆風が止まないという・・・もう、立っていられないほどの、ほんとにこれが爆風!
リズムがあって、止んでいる間に進んで、吹いたら伏せるというパターンが使えずに、、、ずっと強風に晒されている状態になってしまいました。
三人で見合って、、、身の危険を強く感じたので、残念ながら・・・あともう少しというところで撤退することに!
飛ばされて火口へ落ちる登山者も過去にいたみたいなので、無理は禁物です。
それでも猛者はいて、何組かは山頂に向かって行く登山者がいましたよ。
下りも強風に耐えながら、雪で滑り落ちないようにアイゼンの歯をしっかりと立てながら、無事下山してホッと一息。
山頂を見上げると、相変わらず、大きな雲が早いスピードで流れていきます。

山頂で記念写真を撮れなかったので、とりあえずここで。。。(笑)
それでも自分としては大満足の山登りでした、いままで外輪山から眺めていた山の上まで行くことが出来たのですから♪
谷の底から見える外輪山もすごく綺麗でした。

ものすごく小さくですが、黒斑山周辺にいる登山者も見えました。
もう少し雪が降ったら、白プリンを眺めに外輪山にも出かけてみたいですね。
火山館まで戻って、ストーブのある暖かい屋内でランチです。

水筒のお湯が冷めちゃったかなと心配していたら、管理人さんがポットのお湯を使っていいよって♪
熱々のカップラーと珈琲をいただくことが出来ました。
ガトーショコラは持ってこれなかったのですが、浅間山らしくティラミスをいただきました、美味しい!
寒かったから、甘いものが一段と美味しく感じますね。
珈琲も濃い目の焙煎のものを用意してきて、ミルクコーヒーにしました♪
火山館の下には、地獄谷のような硫黄臭の強い場所があります。
流れる川も茶色いのですよ。

ガスっていて朝は楽しめなかった風景も、帰りには青空が出たので、時々振り返っては楽しむことが出来ました。
駐車場のある「天狗温泉」まで戻ってきました。
山頂付近はものすごく寒かったのですが、それ以外の行程はけっこう暖かかったので、たくさん汗をかいた~!

で、天狗温泉で汗を流してきました。
茶色いお湯ですごく気持ち良かったです。
前日の飯縄山、元旦の烏帽子・湯の丸山の疲れが脚に溜まっていたので、よくほぐしてストレッチしておきました。
さて浅間山、、、昨年、規制解除になって、本体の釜山のお隣、前掛山まで登ることが出来るようになりました。
残念ながら、今回は強風、爆風もあって、山頂までは到達できませんでしたが、新たに火山館コースを歩くことが出来て、自分としてはかなり新鮮で楽しい登山でした。
次回は、もう少し穏やかな天気予報の時に再チャレンジしてみたいと思います。
その時はガトーショコラではなく、白プリンになっているかしら♪
浅間山の内輪、前掛山はこちらです。
登山道等の情報は、小諸市のホームページをご覧ください。
新春登山シリーズその3です!(今年は多いですね。)
山仲間と浅間山の内輪山「前掛山」登山に出かけてきました。

数日前、湯の丸山や飯縄山から眺めた浅間山は白プリンでしたが、近くで見ると砂糖が多めのガトーショコラでした!(笑)
早朝6時30分に、登山口のある「天狗温泉 浅間山荘」を出発。
雪道に備えて来たのですが、序盤はまったく周囲に雪が無く・・・晩秋の風景そのままで冬を迎えてしまったようです。

早朝なので寒いのですが、通常のこの季節の寒さに比べればかなり暖かいかも。
今回はアールグレイを水筒に淹れてきました、地味な登坂続きでの疲れも一杯の紅茶で癒されます。
快晴だった前日とは違って、ガスと雲の多いスタート。
「牙岩」の見えるあたりまで来て、ようやく青空が少し顔を出しました。

火山館(山小屋)で休憩して、ここでアイゼンを装着。
湯の平まで来ると、目の前に本日の目的「浅間山の上部が現れます。
ずいぶんと遠くに見えるなぁ。。。
湯の平から見上げる「黒斑山」です。
浅間山の外輪山、何度か登っていますが、こうやって見上げるのは初めてです。

湯の平は平坦なコースで楽ちん、、、雪が多ければ、スノーシューでの散策が楽しそうな、景色の良い広いスペースです。
賽の河原分岐を過ぎて、いよいよ浅間山の斜面に入ります。
この頃には青空が広がって、すごく良い景色です。
いままで遠くから眺めていた山体にいよいよ足を踏み入れる時がやってきました♪

で、ものすごい強風でした・・・。
もともと予報で風が強いのは確認していたので覚悟はしていましたが、強い風が一定の間隔で吹き付けてきます。
斜面の下に飛ばされないように、その都度、しゃがみこんで風をやり過ごす・・・その繰り返しで、長い長い斜面を登っていくのです。
ようやく浅間山の立ち入り禁止の看板まで登ってきました。
あこがれの白プリンの上部まで登ってきたのです♪

でも、山の上は、さらに風が強くて・・・寒い!!
下を見下ろすと、Jバンドから鋸岳、蛇骨岳、仙人岳、黒斑山と浅間山本体をとりまく外輪山が綺麗に見えます。

とりあえず、火山シェルターに入って一休み。
冷たい強風で、立っているだけで体中が一気に冷えてしまうのです。
目的地の前掛山の山頂まであと20分くらい、、、目の前に見える山頂を眺めながら、お茶とおやつで準備です。
正面中央の高いところが山頂です。

ものすごく大きな雲が次々と流れていきます。
雲の流れがすごく早いんですよ!
青空が出ると綺麗なんですが、それも一瞬。。。

それでもせっかくここまで登ってきたのだからと、途中まで登り始めたのですが・・・
爆風が止まないという・・・もう、立っていられないほどの、ほんとにこれが爆風!
リズムがあって、止んでいる間に進んで、吹いたら伏せるというパターンが使えずに、、、ずっと強風に晒されている状態になってしまいました。
三人で見合って、、、身の危険を強く感じたので、残念ながら・・・あともう少しというところで撤退することに!
飛ばされて火口へ落ちる登山者も過去にいたみたいなので、無理は禁物です。
それでも猛者はいて、何組かは山頂に向かって行く登山者がいましたよ。
下りも強風に耐えながら、雪で滑り落ちないようにアイゼンの歯をしっかりと立てながら、無事下山してホッと一息。
山頂を見上げると、相変わらず、大きな雲が早いスピードで流れていきます。

山頂で記念写真を撮れなかったので、とりあえずここで。。。(笑)
それでも自分としては大満足の山登りでした、いままで外輪山から眺めていた山の上まで行くことが出来たのですから♪
谷の底から見える外輪山もすごく綺麗でした。

ものすごく小さくですが、黒斑山周辺にいる登山者も見えました。
もう少し雪が降ったら、白プリンを眺めに外輪山にも出かけてみたいですね。
火山館まで戻って、ストーブのある暖かい屋内でランチです。

水筒のお湯が冷めちゃったかなと心配していたら、管理人さんがポットのお湯を使っていいよって♪
熱々のカップラーと珈琲をいただくことが出来ました。
ガトーショコラは持ってこれなかったのですが、浅間山らしくティラミスをいただきました、美味しい!
寒かったから、甘いものが一段と美味しく感じますね。
珈琲も濃い目の焙煎のものを用意してきて、ミルクコーヒーにしました♪
火山館の下には、地獄谷のような硫黄臭の強い場所があります。
流れる川も茶色いのですよ。

ガスっていて朝は楽しめなかった風景も、帰りには青空が出たので、時々振り返っては楽しむことが出来ました。
駐車場のある「天狗温泉」まで戻ってきました。
山頂付近はものすごく寒かったのですが、それ以外の行程はけっこう暖かかったので、たくさん汗をかいた~!

で、天狗温泉で汗を流してきました。
茶色いお湯ですごく気持ち良かったです。
前日の飯縄山、元旦の烏帽子・湯の丸山の疲れが脚に溜まっていたので、よくほぐしてストレッチしておきました。
さて浅間山、、、昨年、規制解除になって、本体の釜山のお隣、前掛山まで登ることが出来るようになりました。
残念ながら、今回は強風、爆風もあって、山頂までは到達できませんでしたが、新たに火山館コースを歩くことが出来て、自分としてはかなり新鮮で楽しい登山でした。
次回は、もう少し穏やかな天気予報の時に再チャレンジしてみたいと思います。
その時はガトーショコラではなく、白プリンになっているかしら♪
浅間山の内輪、前掛山はこちらです。
登山道等の情報は、小諸市のホームページをご覧ください。