菅平調査隊が行く~!
上信越高原の日本百名山「四阿山」の山頂で、真田「山家神社」の宮司 押森さんと記念撮影。
上田市真田の「山家(やまが)神社」の奥宮が四阿山の山頂に二つあり、長野県側にあって群馬県を向いているのが西宮、群馬県側にあって真田の里を向いているのが東宮です。
画像の後ろの神社が西宮で、これは3年前の2015年に新築されたものです。
この奥宮の建築の際に、使用する木材や基礎工事用の砂利や砂、水は「人力」で運んだんですよね〜。
その時は自分も参加しました~♪
そして残る東宮も建て直すこととなったため、前回同様に荷揚げ登山が今週末行われています。
26日(土)、27日(日)、6月1日(金)の3日間かけて、資材の運搬作業が実施されてます。
で、今回も参加してきましたよ~!
四阿山への登山道はいくつかありますが、四阿高原ホテルの先にある「四阿高原」ルートが山家神社の参道となっていて、そこで集合・受付をしてから菅平牧場の上部に設置された資材受け渡し場所へ向かいます。
梱包された木材、そして袋に入った砂利、ペットボトルの水が置いてあります。
自分は前回同様、リュックに「砂袋」を入るだけ詰めて出発です。
はい、もちろん重たいです! でも、前回よりも、今回の方が軽かった・・・肩への負担が少なくて良かった。(笑)
快晴にはならず、薄曇りの菅平高原。
資材を担いだボランティアがそれぞれのペースで山頂を目指します。
今年はまだ本格的に山登りをしていないので、体力・脚力にちょっと不安がありましたが、四阿高原ルートは優しい登山道なので、けっこう調子よく登れました。
そんなにキツイ斜面もなく、荷揚げ登山ながらも2時間ほどで山頂へ到着です。
山頂で宮司の押森氏を発見。
さらに3年前にお知り合いになった県外のボランティアさんは、今回は山家神社のスタッフとして法被と笠を被って資材の受付をされてました。
今回の参加者には、荷揚げ記念の御朱印を山頂でいただけるということです。
自分は御朱印帳を持っていないので、後日、里宮の方で、記念バージョンをいただくことにしました。
さて、四阿山頂の表示柱がある群馬県側にある社が今回建て直す東宮。
もう、本体は取り壊しが終わっていて、基礎部分の整備をしていました。
まだまだ砂利が足りないということす、あと2回の荷揚げ登山がありますが、それ以外の日でも、牧場脇に砂利入りの袋は積みっぱなしになっているので、四阿山に登る際には、持てる分だけご協力を!(笑)
また、神社周囲の石積みも高くしたいということで、山頂まで出かけたら、周囲に転がっている平らな石も積んでおいてくださいな。
まだ10時30分くらいでしたが、浅間山や湯ノ丸・烏帽子岳を眺めながら、山頂コーヒーとカップラーで補給タイム。
珍しく浅間山のモクモクは見当たらず。
風が弱くて、快適な山頂でした。
山頂から見下ろす、お隣の「根子岳」が美しいです♪
さて、下山しますか~っ!
帰りは別ルートの「中尾根コース」の中四阿へ寄り道します。
ちょっと遠回りですが、こっちのルートが好きなのです。
鞍部で見える爆裂火口が迫力あります。
ここも火山ですから、裏から見るとけっこう険しい山容なのです。
丸く優しい形をした根子岳も、南側の斜面は切り立った崩壊斜面です。
中四阿のゴツゴツとした尾根歩きが山歩きらしくっていいですよ。
目の前に菅平高原と北アルプスが広がって絶景の散歩道です。
この分岐から四阿ホテルへのルートは、自分も初めてのコースです。
遠回りして大正解でした。
すごく眺めの良いルートです。
牧場ルート側に小四阿が見えますね。
降りては振り返り・・・中四阿の良い眺めを楽しみます。
尾根から笹群の中を谷へ降りて、また振り返り・・・うん、良い眺めだ♪
谷へ降りると、今度は白樺林がお出迎え。
新緑の白樺のトンネルをマッタリと散策・・・このルートは利用者が少ないようで、ずっと貸し切り状態!
牧場まで降りてきて・・・
咲き始めたレンゲツツジに迎えられて、無事帰還。
今回も楽しい荷揚げ登山が出来ました。
6月1日には山頂で開山祭の儀式もあります。
また、新しいお宮は6月下旬には完成するようです。
また、見に行かなくっちゃ!
3年前の荷揚げ登山の様子はこちら。
http://cccspitz.naganoblog.jp/e1722970.html
このコースを真冬に登るとこんな感じです。
http://cccspitz.naganoblog.jp/e1842878.html
四阿高原ルートの登山口はこちら。