赤ちゃんに「ファーストスプーン」を贈ろう ~ 椿井木工舎

すぴっつ 

2018年03月13日 05:30

木曽調査隊が行く~!

前日の続き~、、、喜しろうのお菓子を持って出かけたのは、上松町の「椿井木工舎」です。
木曽でお知り合いになった、上松町の地域おこし協力隊の二宮さんのご主人の工房なのです。

木工品の工房にお邪魔するのは5年振り?
以前、木材関係の部署にいたので、木の香りがとても懐かしい感じです♪

ご主人にご挨拶して、作業場でまず目に入ったのがコレ!
コーヒーメジャーです。



コーヒー好きな人間にしてみれば、これ最高!
コーヒーメジャーが過程ごとにずらりと並ぶ姿に惚れ惚れしちゃう。
こちらは、徳島のコーヒー専門店へ納品する、ピッタリ14g計れるメジャースプーンだそうです。
材はチェリー、美しい曲線にうっとりします。

で、案内されて工房隣のお部屋に行くと、生活に馴染みのある木工品が並んでいます。



お店で木製品だけが並んでいても、なかなかイメージがわかないものですが、こうやってお部屋に置くだけで、使用するイメージがつかめるもんですね。
さいきん、ちょっと興味を持っているカッティングボードもありました、、、樹種によって色合いが違うのもまた良いところです。

で、今回の目的は~、「ファーストスプーン」です。
ファーストスプーンはヨーロッパの習慣、誕生した赤ちゃんにスプーンを贈ると、一生、食べ物に困らない、また、幸せになれるということで、銀のスプーンが贈られるようです。
それを木製品にしたのがコレ、、、最初に口に入れる離乳食、個人的には金属よりも木製品の方が温かみがあって良いと思うのです♪
柄の長い方が親が使うスプーン、柄の短くて太いのが赤ちゃん自らが使うスプーンです。



実は、県内でも松本市では、市内で誕生する赤ちゃんに、ファーストスプーンをプレゼントする事業があって、市内の木工家の皆さんが手づくりした製品が数年前から送られているのですよ。
残念ながら、自分の住む自治体にはその制度がないため、縁がある木曽で作ってもらおうと考えたのです。

通常、木製品の仕上げには天然素材の蜜ろうが使われるのですが、この工房では上松町特産の「えごま油」を使っています。
これなら購入後も、自分でお手入れ出来ちゃいますよね。
このえごま油は、二宮さんの奥さんが関わっている特産品センターのものです♪

名前を彫っていただけるというので、誕生して名前が決まったところでオーダーしたいと思います。
温かみのある製品、これは良いプレゼントになります!

こちらの柄の長いスプーンは、松本のコンフィチュール専門店「シェモモ」とのコラボ、シェモモのジャムの瓶にピッタリサイズに作られたジャムスプーンです。
シェモモで、ジャムとセットで販売されているようですが、贈り物としてとっても人気があるそうです♪
実はさいきんの松ブラで、女鳥羽川沿いのシェモモを偶然にも発見していて、ちょうど行ってみたいと思っていたところでした。



なんと、壁にはクロモリの自転車が・・・
ご主人の趣味で、自転車旅が好きだとか。
奥さんと山も登っているし、すごく自分と話が合う・・・(笑)
居心地よくって、小一時間ほど話し込んでしまいました。

赤ちゃんに・・・、自分の生活の一部に・・・
洒落た木製品はいかが?
ちょっと豊かな気持ちになれるかも。

上松町「椿井木工舎」の商品や展示会等の情報はこちらのブログをチェック!
http://zweiwood.blogspot.jp/

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